自分が提供出来る価値ー私の撮影スタイルとは
5回に分けて、モデル探しをどうすべきか小難しく語ったポストです。
- ポートレート撮影のモデル(被写体)をどうやって見つけるか?
- 自分が提供出来る価値ー私の撮影スタイルとは
- 競合・自分・お客様から見る自分の価値とは?
- モデルサーチ、必要なときには有償化
- 持ち出す金額はいくらか? 有償化への道はあるか?
はじめに
- ポートレート撮影のモデル(被写体)をどうやって見つけるか?
の続きです。 ポートフォリオという言葉が出てきますが、写真をまとめた作品集です。
「どうやってポートレート撮影のモデル見つけるのか早く教えろよ」と声が聞こえてきそうですが、そんな簡単に見つからないです。
収益化の為にお客様を探すプロカメラマンと程度は違えど同じ苦労はすると思います。
撮影スタイルとは?
一貫性を持った写真撮影で、ポートフォリオの形にしたとき被写体から見てどんな写真が撮られるのか一瞬で分かる撮影手法。
私の撮影スタイルは、「レンブラントライティングを用い背景色を黒にした(白黒)ポートレート」です。
- 競合: SNS見る限り結構ニッチなスタイル。人気があるスタイルではないが、特定の顧客セグメント、特に男性モデルに訴求力高い。
- 自分: ライティングを利用して、自然光でしか撮影出来ないカメラマンと区別化する。
- お客様/市場: スマホで飽和し崩壊したカメラ・写真撮影市場で多灯ライティングで撮影会や自撮りで実現できない作品を提供する。
- 価格: スタジオ代をカメラマンが負担することで、相互無償としプロスタジオカメラマンや派遣型カメラマンと価格面で区別化する(趣味でやってないとこれは出来ないです)。
- プロモーション: してないです。 プロでないし、本職が忙しいのでプロモーションしてまで趣味の活動を広げる気はありませんが、プロならinstagramやfacebookでどう広告を打つか考えても良いのかも。
これが私がモデルさん達に提供出来る価値です。
端的に言うと、「スタジオに行って15,000円から20,000円かかる撮影を相互無償でやります。 その代わりレンブラントライティングで背景黒ね」。
なぜ、自分の撮影スタイルが必要なのか?
「どんな写真を撮ってもらえるかがストレートに分かる」が目的です。
instagramでも自分のウェブサイトでも、ポートフォリオにポートレートやランドスケープが混在しているとまずこの人は何を撮影しているのだろうと謎に思われます。究極(職業カメラマン)にはポートフォリオ毎にウェブサイトやinstagramのアカウントは分けた方が良いと言われます。私は、instagramはポートレートのみ、ウェブサイトは複数のポートフォリオを掲載しています。 職業カメラマンでないので、ウェブサイトまで分けないです。
SNSで依頼を受けるモデルさんは多数の依頼を受けると思います。その中で撮られる写真が分からないと不安になると思います。 ポートレート撮影の依頼をしたのに、instagramには食べ物の写真しか載っていないとまず依頼は受けてくれないと思います。
ポートレート専用のinstagramアカウントを作成するなりウェブサイト立ち上げるなどが必要です。
どうやって自分の撮影スタイルを確立するの?
- 読んでいる方がポートレートのポートフォリオを作っていない。
- ポートレートという「人」とコラボレーションして撮影する写真を希望。
とすると、モデルさん達にある程度受容性の高い写真である必要があります。ポートレートと決めているのである程度どんな種類のポートレートなのか、イメージがあると思います。 私はまずPicture boardを作ることから始めます。
Picture Board
インターネットから自分が撮りたいと思う写真を拾ってきて集めてきます。 撮りたい写真のイマジネーションがわくと思います。私のpicture boardを参考までに載せます。
次は、「競合・自分・お客様から見る自分の価値とは?」
了
2021年6月1日 ー 初版